こんにちは! AIサービス開発室の鈴木生雄です。梅雨ですね〜。私、雨はあまり好きじゃないですけど、梅雨が終われば暑い夏が来る、そう考えると梅雨は梅雨なりに楽しもうという気になります。
ところで、雨が多いからというわけではないですが、最近になって中島聡さんの「週刊 Life is beautiful」を購読し始めました。中島聡さんはマイクロソフトでWindowsやInternet Explorerのチーフアーキテクトを務めた日本を代表するスーパーエンジニアです。先端の技術トレンドを踏まえた記事は、エンジニアリング面のみならずビジネス面からみても、とても内容が濃く読み応えがあります。私にとって大変信頼できる情報源です。興味を持った方はぜひ購読してみてください。
さて、今回はフォトビジネスの展示会に行って考えたことについてお伝えします。
PHOTONEXT2024
先日、6/12にPHOTONEXT2024に行ってきました。アルバム顔探診断の類似サービスを提供している企業も出展しているので、情報収集をしてお客様である写真館の方々にお伝えしたり、新たなビジネスを検討する材料にしたりするのが目的です。いくつかブースを回ってみたところ、以下のサービスが当社の「アルバム顔探診断」と同じ卒アルの登場人物の顔カウントをする機能を有していました。
いずれのサービスもよく考えて作りこまれていると思いましたが、アルバム顔探診断と比べると利用シーンと価格に違いがあると思いました。
まず、利用シーンについて、上記のサービスはいずれも多数のスナップ写真の中からアルバムに掲載する写真を選ぶ場面で利用するものでした。一方で、アルバム顔探診断は写真選択後のレイアウト済の原稿について平等性を確認する場面で利用することを想定しています。
次に、価格について、上記のサービスはいずれもアルバム顔探診断と比べると料金が高いです。これは先に述べた利用シーンに関係していると思います。上記のサービスは行事(e.g. 運動会、遠足)ごとに撮影した写真を全てアップロードして、登場回数を把握しながら写真を選択することをサポートするために、システムとしての機能点数が多くなっています。またこれに加えて、アップロードした写真を保存しておく必要もあるため、アルバム顔探診断に比べて料金が高くなっているのだと思います。
写真館さんへの訪問
PHOTONEXT参加の数日後にとある写真館さんを訪問しました。その写真館さんは、写真を選択する時に登場回数をカウントするシステムを導入していました。その写真館さんの場合、システム導入以前は、学校の先生と一緒に正の字を書きながら4時間もの時間をかけて一緒に写真選びをしていたそうです。元々そういうふうに原稿を作成しているため、写真選択時に登場回数をカウントするシステムの方がアルバム顔探診断よりもマッチしているということでした。他方、「まず原稿を作って、あとから写真を入れ替える方法をとっている写真館もあると思う。」「特に児童の人数が少ない学校はその方が効率がよいのではないか。」ということも言っておられました。
まとめ
この一連の流れの中で、私としては、「個人写真と原稿をアップロードするだけのシンプル操作で、アルバムの平等性を診断できる」というアルバム顔探診断のコンセプトを明確にして、販売促進活動を推進していくべきだというふうに考えました。
アルバム顔探診断は、まずラフ原稿を作ってその後に登場回数を踏まえて写真の入れ替えをするという流れで、卒業アルバムを制作している事業者さんに最適なサービスです。該当するお客様におかれましてはぜひお試しください。
(アルバム顔探診断には、以下のリンクからアクセスできます。)