開発系システムエンジニア
仕事を知る

INFRASTRUCTURE
ENGINEER

システム毎に異なる要件に対応した
IT基盤を設計・構築・運用する

システム毎に異なる要件に対応したIT基盤を設計・構築・運用する

業務システムを稼働させるためのサーバー、ネットワーク、ストレージ、クラウド等のIT基盤を設計・構築・運用します。性能、信頼性、セキュリティ、拡張性など、システムによって異なる要件に対応し、システムの安定稼働に貢献します。

SKILLS&
KNOWLEDGE

必要な知識・技能

インフラ系システムエンジニアの仕事に必要な知識・技能は、プロジェクト管理スキルやヒューマンスキルなど開発系システムエンジニアと重なるところも多いです。ただし、ITスキルに関しては、扱う対象がサーバー、ネットワーク、ストレージ等(以降、総称する場合、インフラ資源という)になるため、インフラ資源の機能を理解し設定/制御することが求められます。そして、特に重要なのは、あらゆる場面を想定した上で、システムを安定稼働させるためのインフラを設計する力です。例えば、複数のサーバでそれぞれどんなサービスを提供するか、ネットワークでどういった制御が必要か、システムダウンを防ぐにはどうすればよいか、データのバックアップはどうするか、性能は問題ないか、というように、業務システムを安定稼働させるために設計に織り込むべき要素は多岐に渡ります。

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CAREER
PLANNING

キャリアプラン

1~3等級は、作業担当者として、個々のインフラ資源の設計および、運用手順の作成、システム監視、サポートデスクなどのインフラ構築や運用に係る実作業を担当します。4~6等級は、プレイングマネージャーです。プレイヤーとして複数のインフラ資源をまとめたシステム全体のインフラ設計をおこないつつ、複数のSEを束ねるチームのリーダーとして、メンバーへのタスクの割当てや教育、課題解決の支援等を行います。7~9等級は、複数のチームを束ねるプロジェクトマネージャー(PM)として、様々な管理スキルを駆使してプロジェクトを成功に導きます。

HOW TO
IMPROVE SKILLS

どのようにスキルを磨くか

インフラ系システムエンジニアは、サーバーやネットワーク、ストレージなどのIT基盤を構築することが仕事のため、スキルを磨くためには実際にサーバーやネットワークの機器を購入して、訓練するのが一番の近道です。しかし、ネットワーク機器やストレージ機器は高価な場合も多く、個人で調達するのは金銭面や保管場所の面でハードルが高いという問題があります。この辺りは、ソフトウェアが必要なITスキルの中心となる開発系システムエンジニアとは事情が異なるところです。そのため、当社では以下の二つの工夫をしてスキルアップを効率的におこなっています。

① 社内システムを訓練の場として活用する

当社の社内システムのIT基盤は、当社のインフラ系システムエンジニアが構築しています。また、機器についてはあえて高価で高機能なものを選択し、訓練できるようにしています。

② クラウドを訓練の場として活用する

クラウドには、すぐに利用を開始できるという特長があります。また、最近はお客様もクラウドを業務システムのIT基盤として採用するケースが増えてきました。これらの理由から、クラウドを訓練の場として積極的に活用しています。

インフラ系システムエンジニアは開発系システムエンジニアに比べて腕を磨きづらいと言われていましたが、クラウドの登場もあり工夫次第でいくらでも腕を磨けます。当社にはそういったマインドを持ったインフラ系システムエンジニアが日々切磋琢磨しています。